折り上げ天井とは?折り上げ天井のメリットやデメリットについて紹介します!

「部屋を広く見せたいけど、できることに制限がある」
「折り上げ天井にはどのような効果があるのかわからない」
このようなお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、折り上げ天井に関するメリット、デメリットを含めたポイントを紹介します。


□折り上げ天井とは何のこと?メリットやデメリットは何?

*折り上げ天井とは何のことを指す?

天井の一部分を、他の部分よりも一段高くなるように彫りこんだものを折り上げ天井といいます。
折り上げ部分は、平均で20センチメートルから30センチメートル程度の高さになっており、空間にアクセントを与えてくれます。
天井の中央部に対して使われ、リビングや和室、玄関などに使用される場合がほとんどです。


*折り上げ天井にすることで得られるメリットは何?

折り上げ天井の最も大きなメリットは、空間に開放感を与えられることでしょう。
折り上げ天井は、天井が二段になっています。
そのため、奥行きが生まれて、天井が本来の高さより高く感じられます。
天井を本来より高く見せることで、部屋全体の大きさも広く感じられるようになり、開放感のある空間になるのです。

また、お洒落な雰囲気に仕上げてくれることもメリットの1つでしょう。
平らな天井にはできない空間の演出が可能になるため、個性的で魅力のある雰囲気にできます。


*折り上げ天井で気を付けるべきデメリットとは?

折り上げ天井にするデメリットは、部屋全体のバランスが取りにくい場合があることです。
特に、面積が狭い玄関や廊下などで装飾性の高い折り上げ天井を採用すると、装飾の良さがかき消されてしまうことがあります。
折り上げ天井にしかだせないデザインを最大限に生かすには、比較的広めの場所に設けるのがおすすめです。


□折り上げ天井をより魅力的にするには?設置する時のポイントをご紹介します!

折り上げ天井を設置する時には、照明や周辺設備などに着目することでより魅力的な空間づくりができます。

まず、照明を工夫することです。
折り上げ天井には、光を壁に反射させるタイプの間接照明をつけたり、シンプルなダウンライトを天井に埋め込んだりすると良いでしょう。
これらの照明は、折り上げ天井との相性が良いこともあり、雰囲気を作り上げる決め手になります。

続いて、クロスです。
折り上げ天井を活用して、開放的な空間を作り出したいのであれば白いクロスがおすすめです。
白いクロスを使うと光を反射してくれるので、空間全体をより明るく開放的に見せてくれます。

最後に、機能面の向上のためにシーリングファンを設置することもおすすめです。
冷暖房の効率を上げてくれることはもちろん、室内のデザイン性も高めてくれます。


□まとめ

折り上げ天井は、部屋を広く開放的な空間にしてくれる一方で、部屋のバランスを崩さぬよう採用する場所に注意が必要です。
併せて、相性の良い照明やクロスを使うことでより魅力的な空間になるでしょう。
当社では、家づくりについてのご相談にお応えしております。
お気軽にお問い合わせください。

家づくりをご検討中の方は必見!壁のない間取りについて紹介します!

リビングや居室が1つに繋がっている壁のない間取りは、近年広まりつつあります。
家づくりを検討している方の中には、壁のない間取りが気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、壁のない間取りについて紹介します。


□壁がない間取りの家にはどのようなメリットがある?

壁がない間取りの最も大きなメリットは、開放感のある空間を演出しやすいことでしょう。
家の中に壁がないことで、1つの大きな空間を作り出すことができます。
建物の広さが十分に取れなかった場合にも、空間に開放感を得られるため、狭小地に住宅を立てる際にも有用です。

また、外からの光を取り入れやすいことも壁がない間取りの家のメリットと言えます。
壁がないことで、窓から入ってくる光がさえぎられず、日中は照明がなくても室内を明るく保つことができます。

そして、家族がどこにいるか、気配を感じやすいこともメリットとして挙げられるでしょう。
例えば、書斎やキッチンなどで何か作業をしていても、リビングで遊ぶお子様たちの様子を音や目視で確認することができます。
そのため、何か異変が起こった際にもすぐに対応することができるでしょう。
家族と対面する機会も増えるので、コミュニケーションも取りやすくなります。

最後に、家具の配置を変えやすいこともメリットです。
壁がない間取りでは、家具の配置を容易に変更できます。
そのため、生活に合わせて配置を変えたり、気分転換をしたりと気軽に部屋の雰囲気を変えることができるでしょう。


□壁がない間取りにするデメリットは?どのような点に注意するべき?

*においや煙が広がりやすい

空間を仕切るものがないため、料理のにおいや煙が部屋に広がりやすくなってしまうデメリットがあります。
家具や洗濯物に、においがついてしまわないように、換気を十分に行うと良いでしょう。
また、半個室タイプのキッチンにすると、においや煙の対策がしっかりと行えるのでおすすめです。


*冷房や暖房の効率が下がる

通常の仕切られた間取りよりも、エアコンやヒーターの冷暖房効率が下がってしまうのもデメリットの1つです。
冷暖房効率を下がらないようにするには、家全体の断熱性や気密性を高くすることが重要です。


*プライバシーの確保がしづらい

壁がないことは、コミュニケーションを取りやすくしてくれる一方で、プライバシーの確保が難しくなります。
例えば、家で仕事をしている際に、家族がテレビを見ている音に悩まされてしまうといったことも起こるでしょう。
そのため、プライバシーを確保しつつ壁のない家を楽しむには、可動式の仕切りを設置することがおすすめです。


□まとめ

壁のない間取りの家は、光を取り入れやすく開放感がある点や家族とコミュニケーションを取りやすいメリットがあります。
一方で、冷暖房効率が低く、プライバシー確保が困難なため、対策が必要でしょう。
当社では、家づくりについてのご相談にお応えしております。
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