口の字の平屋とは?中庭のある平屋のメリットとデメリットについて解説します!

日々の暮らしの中に癒しが欲しいという方も多いのではないでしょうか。
そこで、おすすめの住宅が「口の字の平屋」です。
口の字の平屋は家の中央に庭を設置することで、身近に自然を感じられます。
今回は、口の字の平屋のメリットとデメリットについてご紹介します。


□口の字平屋のメリット

1.自然を感じやすい

平屋はどこからでも屋外に行きやすい構造です。
部屋が地面に近く、外に出やすいためより自然が身近に感じられます。

口の字の平屋であれば家の中央に庭を設けて自分好みのデザインにできます。
日常の中に素敵な庭があることで部屋全体が明るくなり、リラックス効果も生まれるでしょう。

また、平屋は構造がシンプルなので、工法によっては大きな窓を設計できます。
大きな窓から見える景色は屋内が外と繋がっているような感覚になれます。
風通しもよくなり、贅沢な気分を味わえるようになるのが嬉しいポイントです。

2.デザインが豊富

平屋は2階建てや3階建ての住宅よりも自由なデザインが可能です。
2階建てや3階建ての場合、柱や壁の位置がある程度固定されたり、高さに制限が出たりします。
平屋にはたくさんの柱や屋根の制約も少ないので、比較的自由な間取りにできます。

スペースを大きく取った間取りも可能になって、内装の自由度がぐんと上がります。
庭を好きな場所に配置できるので、自分好みの個性的なデザインにもできます。

3.家族とコミュニケーションが取りやすい

階数が違うことでコミュニケーションが取りにくいということが起こりません。
全て同じフロアで完結するので、家族を身近に感じられるようになるでしょう。
さらに、間取りを工夫すれば家族の様子を確認しやすくできます。

4.バリアフリー対応

小さいお子さんやご高齢の方は階段の上り下りが困難なこともあります。
平屋は階段の上り下りをしなくても生活ができるので、全ての世代が過ごしやすい環境ができます。
今は階段を使う生活に問題のない年齢であっても、将来のことを考えて平屋を選択する方も増えています。

5.メンテナンスコストが抑えられる

屋根塗装や外壁塗装の際、平屋であれば足場を組む必要がありません。
また、2階建てや3階建てよりも外壁の張り替えや塗装範囲が少ないので、さらにコストを抑えられます。
シンプルな構造の平屋は長期的な管理費用が抑えられる点が魅力です。


□口の字平屋のデメリット


*虫が発生しやすくなる

やはり、庭があるとどうしても避けられないのが虫の問題です。
虫は土の多い、湿気のある環境を好みます。
なるべく虫が発生しないようにするには、風通しをよくする必要があります。
また、虫の嫌うハーブを植えたり、照明をLEDに替えたりして対策をしておきましょう。


*断熱性能が低くなる

家の中央に庭を設けて大きな窓を設置すると、断熱性能が低くなりやすいです。
また、窓ガラスに結露も発生しやすくなるので、断熱性能の高い窓やドアを採用するようにしましょう。


□まとめ

口の字の平屋は家の真ん中に庭を設置できるので、自然を感じやすく、採光性も高いです。
平屋は2階建てや3階建てと比べて、間取りの自由度が高く、家族を身近に感じられるメリットもあります。
庭で虫が発生しないように虫対策をして、断熱性能の高い窓やドアを選ぶことをおすすめします。
自然を身近に感じられる平屋をご検討中の方は、お気軽に当社までお問い合わせください。

地盤調査の種類は?地盤調査から着工までの期間についてもご紹介します!

新しい建物を建てたいけど、地盤調査にはどんなものがあるのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
主に、地盤調査には3種類あります。
今回は、その3種類の地盤調査について必要な期間も含めてご紹介します。


□地盤調査は3種類ある?それぞれの特徴について


*スウェーデン式サウンディング試験

金属製のスクリュー付きの棒を地面に突き刺して、地表から圧力をかけます。
その圧力によってどれくらい棒が沈んだかを計測して地盤の調査を行います。

スウェーデン式サウンディング試験は調査にかかる時間と費用が少なく、狭い軟弱な土地でも調査できます。
硬い地盤の調査には向いていないので、比較的軟弱な土地の地盤調査に用いられる方法です。


*表面波探査

表面波探査は、人工的に小さな地震を発生させて地盤の強度と沈下量を計測します。
地表に起振装置と計測器2つを1メートル間隔で設置して、揺れが地表に伝わる状態から地盤の支持力と沈下量が測れます。

表面波探査で支持力が平方メートル当たり20キロN以上あればベタ基礎で木造の2階建てが建てられます。


*標準貫入調査(ボーリング調査)

ボーリング調査というのは標準貫入調査とボーリングを合わせた調査方法のことです。

標準貫入調査とは、地中に金属ロッドを打ち込み、その上から63.5キロのハンマーを高さ75センチから落とします。
そこから金属ロッドが地中30センチの深さまで打ち込まれるのに何回ハンマーを打ったのかを調べます。
ハンマーを打った回数を地盤安定性目安として回数が多いほど硬い地盤であることが分かります。

3階建て以上または鉄骨造の建物を建築する時は土質試験のためにボーリングを行います。
ボーリングを行って採取した土から建物を建築した場合の沈下量と液状化の可能性を導き出します。


□地盤調査方法ごとの期間は?

1.スウェーデン式サウンディング試験

他の方法と比べて簡易的な調査方法なので、およそ2~3時間で終わります。
長引いたとしても半日で終わるので、素早く調査したい時には最適です。
主に、木造一戸建てを建てる土地の地盤調査に用いられます。

2.表面波探査

スウェーデン式サウンディング試験よりも正確に調査出来る上、調査時間も2時間半~3時間程度で終わります。
しかし、地盤の状態によってはそれ以上長引く可能性もあります。

3.標準貫入調査(ボーリング調査)

標準貫入調査は大掛かりな設備が必要になるので、調査時間は2日~3日必要です。
その分、他の調査方法よりも多くのデータを採取できるのでより正確な結果が得られます。


□まとめ

地盤調査には簡易的で短時間で終わるものと大掛かりで時間のかかるものがあります。
簡易的な調査方法は主に木造一戸建てが建つ土地の調査に使われることが多く、正確な結果が得られる調査方法は3階建てや鉄骨造などが立つ地盤の調査に使われます。
用途に合った地盤調査方法を使って地盤の強度を調べてください。

カリフォルニア風の家の特徴とは?カリフォルニア風の家のポイントをご紹介します!

街中を歩いているとブルーとホワイトの爽やかな印象を受ける家を目にすることがありますよね。
いつかあんな家に住みたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そんなカリフォルニア風の家にはいくつかの特徴があります。

そこで、今回はカリフォルニア風の家の特徴と建てる時のポイントについてご紹介します。


□カリフォルニア風の家の特徴


*ブルーやホワイトを基調とした外観

一般的にカリフォルニア風の家とは、アメリカ西海岸のビーチのような爽やかな雰囲気のある外観です。
ビーチの真っ白な砂と晴れた日に映える青い海から連想される白い外壁と青いアクセントカラーが特徴です。

具体的には、外壁は白く、窓枠をブルーのワンポイントカラーで囲むデザインが有名です。
他にも、三角屋根の家はカリフォルニア風の家によく見られます。


*庭にウッドデッキがある

カリフォルニアのビーチ沿いの家には庭に接するように大きなウッドデッキが作られています。
ビーチ帰りのサーフボードをウッドデッキに立てかけたり、休日にウッドデッキでバーベキューをしたりしてカリフォルニア風の家を満喫できます。

また、カリフォルニア風の家はリビングから直接ウッドデッキに行くことができるような構造も多く見られます。
ウッドデッキがあれば、晴れた日はウッドデッキで家族と楽しい食事を楽しめるでしょう。


*ヴィンテージ感のある外装

実際のカリフォルニアの家は海沿いにあることが多く、潮風による外装の痛みがこなれ感を演出しています。
カリフォルニア風の家を作るなら、ビーチ近くでなくてもヴィンテージ感を出せば味のある仕上がりにできます。


□カリフォルニア風の家を建てる際のポイント

1.リゾート感あふれる内装にする

カリフォルニア風といえばビーチが連想されます。
ビーチのあるリゾートにある家は開放感があり、ゆったりした雰囲気を醸し出しています。
解放感のある部屋にするためには、家具を置きすぎることなく、広々とした空間が必要です。
収納力の高い収納は広々とした空間を作るためには必須です。

2.外観や内装には木を使用する

木は暖かみがあるだけでなく、使っていくうちにどんどん味が出てきます。
ヴィンテージ感のあるカリフォルニア風の家を目指すのであれば、外観や内装に木を使うことがおすすめです。
ナチュラルなヴィンテージ感を出すためにも、綺麗に加工されたフローリングにするのではなく、素材の質感をそのまま残した木材を使用するとより味のある空間が生まれます。

3.インテリアはブルーとホワイトを基調にする

やはり、カリフォルニア風の家といえばブルーとホワイトの組み合わせです。
晴れ渡った空とどこまでも続く海の美しい青は必ずインテリアに含ませたいものです。
ブルーと相性の良いホワイトを合わせることで、爽やかな印象もありつつ、目立ちすぎない内装にできます。


□まとめ

カリフォルニア風の家はブルーとホワイトを基調としたヴィンテージ感のある雰囲気が特徴です。
部屋のインテリアもリゾート感あふれるゆったりとした配置にしましょう。

カリフォルニア風の自然の暖かみを感じられる家づくりをご希望の方は、自然素材を使用した注文住宅を得意とする当社にお問い合わせください。

自宅でもサウナに入りたい⁉浴室乾燥機を使えばお風呂をサウナに変貌できる⁉

近年はサウナブームが起こっていることもあり、自宅でもサウナに入りたいと希望している方が増えています。
そこで今回は、そのような方に向けて、自宅でサウナ気分を味わえる方法をご紹介します。
この記事を参考に、わざわざ外のサウナに行かなくても、自宅のサウナで「整える」環境をぜひ叶えてください。


□ご自宅でも簡単にできる!浴室をサウナにする方法

まずは、今の浴室でも手軽にできるサウナを作る方法を3つご紹介します。
後から機器を導入したり、サウナ室を別に作ったりする必要がないので、ぜひ一度これらの方法を試してみてください。


*傘を使う

傘をさしながら湯船につかることで、水道代やガス代を節約しながらも、サウナのような状態を作れます。
湯船から立ち上がる湯気が傘の内側にたまることで、傘からミストが降り注ぐような形になり、ミストサウナのような感覚を味わえます。


*加湿器を使う

浴室に傘を持ち込むことに、違和感や抵抗を感じる方は、加湿器を使ってみるのもおすすめです。
特に、暖かい蒸気の出るものや、アロマオイルを焚けるタイプのものであれば、高いリラックス効果を期待できるでしょう。


*お風呂のふたを閉める

首元までお風呂のふたを閉めながら入浴すると、蒸気がふたで遮られるので、浴槽内がミストサウナ化します。
もともとお風呂にあるものだけで手軽にできるので、お風呂に余計なものを持ち込みたくない方にはこちらの方法がおすすめです。


□本格的なサウナをお望みなら!ミストサウナ付き浴室乾燥機を導入しよう!

本格的なサウナをご自宅でも味わいたい方は、ミストサウナ付きの浴室乾燥器を導入するのがおすすめです。
ミストサウナであれば、浴室をそのままサウナとして活用できるので、わざわざサウナ用のスペースを別に作る必要はありません。
また、他のものを使わずとも、ボタン1つでミストサウナを作り出せるので、いつでも気軽にサウナを楽しめます。

浴室乾燥機のミストには、「マイクロミスト」「スプラッシュミスト」の2種類があります。
ミストの大きさがとても小さい「マイクロミスト」は、濡れることがないので、サウナに入りながら読書すら楽しめるのが魅力です。
霧状のミストを浴びる「スプラッシュミスト」は、心地良い刺激でリフレッシュ効果が抜群なので、お好きなタイプのミストをぜひ使ってみてください。


□まとめ

普通の浴室でも、ちょっとした工夫でサウナ感覚を味わえますが、本格的なサウナをお望みであれば、ミストサウナ付きの浴室乾燥機を導入するのがおすすめです。
ご自宅でも心身ともに整えられるように、ミストサウナ付きの浴室乾燥機を新築に導入したい方は、当社までお気軽にご相談ください。

家を建てたいのに十分なお金がない⁉頭金なしでもマイホームは購入できる?

「家を建てたいのに十分なお金がない」
そのような場合でも、家を建てることは可能なのでしょうか。
また、仮に手元にお金がない状態で家を買えたとしても、そのあとの生活が苦しくなってしまうことはないのでしょうか。
このようなお悩みを抱えている方に向けて、今回は「手元にお金がない状態でも家を買えるのか」について解説していきます。
住宅の購入について、費用面での大きな心配を抱えている方は、ぜひこの記事をご覧になってください。


□手元にお金がない(頭金がない)状況でも家は建てられる?

家を購入するときには、費用の一部を「頭金」として最初に払い、残りを住宅ローンで賄うのが一般的ですが、頭金を支払えるだけの十分なお金がない場合もあると思います。
そのような場合には、建築にかかる費用のすべてを住宅ローンで借り入れることで、家を買うことが可能です。

ただし、頭金なしで住宅を購入することになると、住宅ローンの金額が大きくなるため、ローン返済の負担は重くなってしまいます。
その結果、毎月の返済義務額が大きくなり、日々の生活が苦しくなってしまう可能性もあるので、リスクのない範囲で返済計画を立てることが大切です。

また、ご自身の年収によって、借りられるローンの上限額は異なります。
希望通りの家が建てられずに落ち込まないためにも、「今の自分がどれだけの額を借り入れられるのか」事前に確認しておくようにしましょう。


□安く家を建てたいなら!家の建築コストを抑える方法をご紹介!

頭金を用意できなくても、住宅は購入できますが、その分ローン返済の負担は重くなってしまいます。
そのため、負担を少しでも軽くするために、家の建築コストを下げる工夫が大切です。
ここからは、建築コストを抑える3つのポイントをご紹介します。


*家の形はシンプルに

家の形状が複雑になればなるほど、建築コストは高くなる傾向にあります。
そのため、できる限り形をシンプルなものに留めることが、建築コストを削減するためには最も効果的な方法です。
家を安く建てるために、最も効果的な形状は「総2階建ての四角い家」なので、この形状を中心に家づくりを進めていくと良いでしょう。


*複雑な間取りは避ける

家の形状だけでなく、複雑な間取りほど建築コストはかさんでしまいます。
部屋数を増やせば増やすほど、壁や仕切りの数が増えるため、材料費が高くなってしまうのです。
壁がほとんどない家を建てるのは難しいですが、必要以上に部屋数を増やしていないかについては、きちんとチェックしながら間取りを設計していきましょう。


*家の仕様に目を向ける

家の価格は、使う仕様によっても大きく変わってきます。
例えば、オーダーメイドのインテリアを使ったり、壁材や建具に高級素材を使用したりすれば、その分価格は高くなってしまうでしょう。
とはいえ、せっかく家を建てる以上はこだわりたいポイントもあると思うので、コストをかける部分と抑える部分で、しっかりメリハリを付けるようにしてください。


□まとめ

手元に十分なお金がない状態で、頭金を用意するのが難しくても、住宅ローンですべてを賄えば家を購入することも可能です。
ただし、その分返済負担は重くなってしまうので、「家を建てたい」気持ちを叶えるためにも、建築コストを抑える工夫を施し、金銭面での負担が重くならないようにしましょう。

ルーフバルコニーは「容積率」や「建ぺい率」に含まれる?

屋根スペースを利用して設置するルーフバルコニー。
通常のバルコニーと比較しても面積が大きく、使用用途が幅広いことから高い人気を誇ります。
ただ、ルーフバルコニーは建築基準法で規定されている容積率・建ぺい率の対象になってしまうのでしょうか。
今回は、ルーフバルコニーは床面積に含まれるのか解説しますので、ぜひ参考にしてください。


□「建ぺい率」「容積率」とは?

そもそも家づくりでよく耳にする「建ぺい率」「容積率」についてよく分からない方も多いのではないでしょうか。
ルーフバルコニーと建ぺい率・容積率の関係性を紹介する前に、これらに深く関わる「建築面積」と「延床面積」についてご紹介します。

「建築面積」とは、建物を真上から見た時の面積のことを指します。
一般的な住宅は建物の1階部分が最も広く設計されているので、通常は1階部分の面積が建築面積とされています。
しかし、バルコニーや特殊な設計をした際には、2階部分が張り出し、2階部分の面積が建築面積となるので注意しましょう。

一方で、「延床面積」とはその名の通り、建物の各階の面積を合計した面積のことを指します。
つまり、階数が多い建物であるほど延べ床面積が大きくなるのです。

これら2種類の面積は、建ぺい率と容積率に関連します。
・建ぺい率:土地の敷地面積に対する建築面積
・容積率:土地の敷地面積に対する延べ床面積

地域にも寄りますが、建ぺい率と容積率は建築基準法によって定められているので、その範囲内で家を建築する必要があります。
例えば、建ぺい率が60%と定められている場合は、100坪に対して建築面積を60坪以下に抑えなければいけません。


□ルーフバルコニーは床面積に含まれる?

結論から申し上げると、ルーフバルコニーは延床面積には含まれません。
ただし、屋根を設置する場合や住宅部分から1メートル以上張り出す場合には延床面積としてみなし、建ぺい率として計算に入れる必要があります。
また、通常のバルコニーでも以下のような3種類は屋内的用途があると判断されるので注視しておきましょう。

・三方壁に加えて屋根を付けたバルコニー
・屋根付きインナーバルコニー
・奥行きが2メートル以上あるバルコニー
・格子をつけたバルコニー


□まとめ

ルーフバルコニーは延床面積には含まれないことをお伝えしました。
ただし、間取りや住宅部分から張り出す際には延床面積に含まれるので、少々不安がある方は建築会社としっかりと話し合うことをおすすめします。
建ぺい率や容積率も地域によって規定が異なるので、のちにトラブルにならないようにお住まいの地域の規定を調べておきましょう。

平屋3ldkの価格相場はどれくらい?費用を抑えるポイントもご紹介します!

バリアフリーと効率の良い動線に加え、地震にも強い造りから、「平屋」が大きな注目を集めています。
そのため、多くの方が新築を建てる際に、平屋の建築を考えると思いますが、3ldkほどの平屋を建てるためにはどれだけの費用が必要になるのでしょうか。

今回は、平屋の新築を検討中の方のために、平屋3ldkの費用相場についてお伝えします。
想定していた予算と実際の費用が違いすぎて、思い通りの家を建てられないといった事態にならないように、相場についてきちんと把握しておきましょう。


□3ldkの平屋住宅の価格相場

注文住宅の平屋は、「一般住宅」「ローコスト住宅」「高級住宅」によってそれぞれ費用相場が異なるので、これらの3つに分けてここでは費用相場を紹介していきます。


*一般的な3ldk平屋の場合

一般的な3ldk平屋の場合、坪単価はおおよそ40万円〜70万円で、住宅全体の建築費用は1,000万円〜2,100万円が費用相場になっています。
一般住宅の場合は、費用をある程度抑えながら、希望の家を建てられることが売りなので、「費用」と「質」のバランスを取りたい方におすすめです。


*ローコスト住宅の3ldk平屋の場合

ローコスト住宅の3ldk平屋の場合、坪単価はおおよそ30万円〜50万円で、住宅全体の費用相場で見ると、約750万円〜1,500万円程になっています。
ローコスト住宅であれば、比較的お手頃に平屋を建てられますが、オプションを付け加えると坪単価がそれ以上になることもあるので、注意してください。


*高級住宅の3ldk平屋の場合

高級住宅の3ldk平屋の場合、坪単価は約70万円〜100万円で、住宅全体では1,750万円〜3,000万円程が費用相場となっています。
一般住宅やローコスト住宅に比べると、2倍以上の額が必要になることもありますが、アフターフォローやその他のサービスが充実しているので、何を優先するのかじっくり検討するようにしましょう。


□平屋の価格を抑えるためのポイント

ここからは、平屋の建築コストを抑えるための3つのポイントについてお伝えします。

1.間取りの数を減らす.

ここまでは、3ldkの場合の価格についてお伝えしてきましたが、3ldkが大きいと感じるのであれば、間取りを2ldkに変更するのもおすすめです。
部屋数が多いほど平屋の価格も高くなってしまうので、費用を抑えるために間取りを減らすことも検討しましょう。

2.外観をシンプルにする

平屋の外観を、正方形や長方形のようなシンプルな形状にすることで、建築コストを大幅に削減できます。
凸凹の多い形状ほど建築の工程も複雑になり、また建築に必要な建材が増えるので、材料費も高くなってしまいます。
そのため、外観は極力シンプルにするようにしましょう。

3.廊下をできるだけ減らす

間取りを考える際に、廊下をできる限り減らすことで、コストの節約に繋がります。
廊下を増やせば増やすほど延べ床面積も大きくなり、建築費用がかさんでしまうので、部屋と部屋との距離を縮めて、必要な廊下の距離を短くしましょう。


□まとめ

3ldkの平屋を建てる際にかかる費用相場は、一般住宅で約1,000万円〜2,100万円、ローコスト住宅で約750万円〜1,500万円、高級住宅では約1,750万円~3,000万円となっています。
少しでも費用を抑えて平屋を建築するためには、間取りや外観をシンプルにすることが有効なので、お伝えした3つの方法を参考にしながら、予算に合わせて家づくりのプランを確定していきましょう。

吹き抜けのコストはどれくらい?費用相場とコストを抑える方法をご紹介します!

明るく開放感のある部屋を作れることから、近年「吹き抜け」が高い注目を集めています。
ただし、吹き抜けを取り入れるためには、その分の費用がかかるため、予算オーバーしないためにも吹き抜けの建築コストを把握しておくことが大切です。

今回は、吹き抜けの導入にかかる費用と、費用を抑える方法についてお伝えします。
理想のご自宅を叶えるためにも、吹き抜けの費用についてきちんと確認しておきましょう。


□吹き抜けを作るのにかかるコスト

吹き抜けを作るのにかかる最終的なコストは建築会社や工務店によって異なりますが、損をしないためにも、費用相場はしっかり押さえておきましょう。

注文住宅に吹き抜けを取り入れる場合、2.0坪程の大きさで、費用相場は100万~150万円程になっています。
ただし、この金額はシンプルな吹き抜けを作った場合の費用なので、壁や柱のレイアウトを変えたり、手すりや大きな窓を設置したりすれば、さらに費用がかかります。

また、吹き抜けだけの価格を見ても、コストをイメージすることは難しいかもしれませんので、吹き抜けを取り入れた場合の住宅全体のコストについてもご紹介します。

例えば、延べ床面積が30坪で、木造2階建ての注文住宅に吹き抜けを導入した場合、建築費用の合計は2,300万円程度だと想定されます。
内訳は、建築本体工事費が約1,610万円、付帯工事費・別途工事費が約460万円、その他諸費用に約230万円がかかっています。

吹き抜けの設置にはこれだけの費用がかかると想定されるので、コストと予算を比較しながら、慎重に吹き抜けの導入を検討していきましょう。


□吹き抜けのコストを抑える方法

ここからは、少しでも吹き抜けのコストを抑えるために、建築する際の工夫についてお伝えします。


*吹き抜けを大きくしすぎない

吹き抜けが大きくなればなるほど、2階の床面積は小さくなります。
そのため、2階を狭くするか、家全体を大きくしなければいけませんが、居室の面積が大きいほど建築コストは高くなってしまいます。

しかし、建築コストばかりに目が行ってしまい、2階のスペースを小さくしてしまうと、居室空間の居心地が悪くなってしまうかもしれません。
吹き抜けを導入する場合には、快適さと費用のバランスを見て、吹き抜けの広さを慎重に検討していくようにしましょう。


*大きすぎる窓を設置しない

吹き抜けの開放感や、明るさを最大限に活かすために、天井や壁の上部に窓を設置する方もいらっしゃると思います。
ただし、設置する窓のサイズが大きいほど、建築コストはかさむ傾向にあるので、予算と相談しながら窓のサイズを決定するようにしましょう。

また、窓が大きいと、夏の暑さや冬の寒さが増してしまう可能性もあるので、その点についても十分に配慮してください。


□まとめ

吹き抜け自体にかかるコストは、2.0坪程度の大きさでおおよそ100~150万円で、住宅全体で見ると、30坪の大きさでおよそ2,300万円ほどの費用がかかります。
吹き抜けの費用を抑えるためには、吹き抜けのサイズを小さくすることや、窓を大きくしすぎないことが有効なので、これらの方法を参考に、予算内で上手に吹き抜けを取り入れましょう。