家を建てたいのに十分なお金がない⁉頭金なしでもマイホームは購入できる?

「家を建てたいのに十分なお金がない」
そのような場合でも、家を建てることは可能なのでしょうか。
また、仮に手元にお金がない状態で家を買えたとしても、そのあとの生活が苦しくなってしまうことはないのでしょうか。
このようなお悩みを抱えている方に向けて、今回は「手元にお金がない状態でも家を買えるのか」について解説していきます。
住宅の購入について、費用面での大きな心配を抱えている方は、ぜひこの記事をご覧になってください。


□手元にお金がない(頭金がない)状況でも家は建てられる?

家を購入するときには、費用の一部を「頭金」として最初に払い、残りを住宅ローンで賄うのが一般的ですが、頭金を支払えるだけの十分なお金がない場合もあると思います。
そのような場合には、建築にかかる費用のすべてを住宅ローンで借り入れることで、家を買うことが可能です。

ただし、頭金なしで住宅を購入することになると、住宅ローンの金額が大きくなるため、ローン返済の負担は重くなってしまいます。
その結果、毎月の返済義務額が大きくなり、日々の生活が苦しくなってしまう可能性もあるので、リスクのない範囲で返済計画を立てることが大切です。

また、ご自身の年収によって、借りられるローンの上限額は異なります。
希望通りの家が建てられずに落ち込まないためにも、「今の自分がどれだけの額を借り入れられるのか」事前に確認しておくようにしましょう。


□安く家を建てたいなら!家の建築コストを抑える方法をご紹介!

頭金を用意できなくても、住宅は購入できますが、その分ローン返済の負担は重くなってしまいます。
そのため、負担を少しでも軽くするために、家の建築コストを下げる工夫が大切です。
ここからは、建築コストを抑える3つのポイントをご紹介します。


*家の形はシンプルに

家の形状が複雑になればなるほど、建築コストは高くなる傾向にあります。
そのため、できる限り形をシンプルなものに留めることが、建築コストを削減するためには最も効果的な方法です。
家を安く建てるために、最も効果的な形状は「総2階建ての四角い家」なので、この形状を中心に家づくりを進めていくと良いでしょう。


*複雑な間取りは避ける

家の形状だけでなく、複雑な間取りほど建築コストはかさんでしまいます。
部屋数を増やせば増やすほど、壁や仕切りの数が増えるため、材料費が高くなってしまうのです。
壁がほとんどない家を建てるのは難しいですが、必要以上に部屋数を増やしていないかについては、きちんとチェックしながら間取りを設計していきましょう。


*家の仕様に目を向ける

家の価格は、使う仕様によっても大きく変わってきます。
例えば、オーダーメイドのインテリアを使ったり、壁材や建具に高級素材を使用したりすれば、その分価格は高くなってしまうでしょう。
とはいえ、せっかく家を建てる以上はこだわりたいポイントもあると思うので、コストをかける部分と抑える部分で、しっかりメリハリを付けるようにしてください。


□まとめ

手元に十分なお金がない状態で、頭金を用意するのが難しくても、住宅ローンですべてを賄えば家を購入することも可能です。
ただし、その分返済負担は重くなってしまうので、「家を建てたい」気持ちを叶えるためにも、建築コストを抑える工夫を施し、金銭面での負担が重くならないようにしましょう。

ルーフバルコニーは「容積率」や「建ぺい率」に含まれる?

屋根スペースを利用して設置するルーフバルコニー。
通常のバルコニーと比較しても面積が大きく、使用用途が幅広いことから高い人気を誇ります。
ただ、ルーフバルコニーは建築基準法で規定されている容積率・建ぺい率の対象になってしまうのでしょうか。
今回は、ルーフバルコニーは床面積に含まれるのか解説しますので、ぜひ参考にしてください。


□「建ぺい率」「容積率」とは?

そもそも家づくりでよく耳にする「建ぺい率」「容積率」についてよく分からない方も多いのではないでしょうか。
ルーフバルコニーと建ぺい率・容積率の関係性を紹介する前に、これらに深く関わる「建築面積」と「延床面積」についてご紹介します。

「建築面積」とは、建物を真上から見た時の面積のことを指します。
一般的な住宅は建物の1階部分が最も広く設計されているので、通常は1階部分の面積が建築面積とされています。
しかし、バルコニーや特殊な設計をした際には、2階部分が張り出し、2階部分の面積が建築面積となるので注意しましょう。

一方で、「延床面積」とはその名の通り、建物の各階の面積を合計した面積のことを指します。
つまり、階数が多い建物であるほど延べ床面積が大きくなるのです。

これら2種類の面積は、建ぺい率と容積率に関連します。
・建ぺい率:土地の敷地面積に対する建築面積
・容積率:土地の敷地面積に対する延べ床面積

地域にも寄りますが、建ぺい率と容積率は建築基準法によって定められているので、その範囲内で家を建築する必要があります。
例えば、建ぺい率が60%と定められている場合は、100坪に対して建築面積を60坪以下に抑えなければいけません。


□ルーフバルコニーは床面積に含まれる?

結論から申し上げると、ルーフバルコニーは延床面積には含まれません。
ただし、屋根を設置する場合や住宅部分から1メートル以上張り出す場合には延床面積としてみなし、建ぺい率として計算に入れる必要があります。
また、通常のバルコニーでも以下のような3種類は屋内的用途があると判断されるので注視しておきましょう。

・三方壁に加えて屋根を付けたバルコニー
・屋根付きインナーバルコニー
・奥行きが2メートル以上あるバルコニー
・格子をつけたバルコニー


□まとめ

ルーフバルコニーは延床面積には含まれないことをお伝えしました。
ただし、間取りや住宅部分から張り出す際には延床面積に含まれるので、少々不安がある方は建築会社としっかりと話し合うことをおすすめします。
建ぺい率や容積率も地域によって規定が異なるので、のちにトラブルにならないようにお住まいの地域の規定を調べておきましょう。