吹き抜けとロフトの違いとは?高天井ロフトについても解説します!

部屋に開放感を与えたり、スペースを活用したりする手段は多く存在しています。
例えば、吹き抜けやロフトはその典型例だと言えるでしょう。

しかし、この2つの違いが分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、吹き抜けとロフトの違いと高天井ロフトについて解説します。


□吹き抜けとロフトはどのような点が異なる?違いを解説します!

まず、吹き抜けは2つ以上の階層で、下階部分の天井と上階部分の床を設けずに1つに繋げた空間のことを言います。
簡単に言うと、2階分の高さがある縦に広がった空間のことです。
開放感を演出でき、太陽の光も取り込みやすくなります。
主に、リビングや玄関に取り入れられる場合が多いです。

一方で、ロフトは天井の高い部屋の一部分を2層式にして出来上がった上部の空間のことを言います。
多くの場合、専用のはしごが備え付けてあり、そのはしごでロフトに上がります。
建築基準法によって、ロフトの天井の高さは1.4メートル以下で、床の面積は下階面積の2分の1未満にしなければならないと定められています。

吹き抜けとロフトの違いは、天井の高さです。
ロフトは天井の高さが1.4メートルを下回るように定められていますが、吹き抜けは異なります。
つまり、吹き抜けの方がより天井が高くなっているのです。


□吹き抜けとロフトの良い所を合わせた高天井ロフトの使い方を解説します!

高天井ロフトとは、小さめの吹き抜けとスキップフロアをかけ合わせたロフトのことを言います。
リビングを吹き抜けに近い高天井にし、上の階に小上がりのスキップフロアを設けることで、高天井ロフトを作り出すことができるのです。
高い天井の上に作られたスキップフロアは、2階の床を一部分上げていることもあり、天井が低めになっています。
そのため、隠れ家的な雰囲気を醸し出すスペースとなり、その活用方法のバリエーションが豊富です。

例えば、書斎やお子様のための遊び場、収納スペースとして使われる方が多くいらっしゃいます。
また、少し変わった使い方としては、寝室として使われる方もいらっしゃいます。
集中する場や睡眠の場など、普段の生活とは少し区切った空間としての使い方もできるのです。


□まとめ

吹き抜けとロフトは、天井の高さという観点で大きく異なっています。
また、高天井ロフトはオンオフの切り替えをしやすい空間ですので、様々な用途でお使いいただけます。
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