自然素材×健康住宅

今の時代に必要とされている自然素材

ビニールの壁紙や壁紙用の接着剤には、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒトなどの化学物質が含まれています。

またフローリングなどにもホルムアルデヒドが含まれています。

これらが体に有害であることはよく知られています。

F☆☆☆☆フォースターはJIS工場で生産されるJIS製品に表示することが義務づけられている

ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマークです。ホルムアルデヒド発散量による等級区分を表示する記号としては

発散量がゼロか微小で使用制限がない材料を意味し、☆☆☆および☆☆は使用面積を一定割合にする条件で使用可能な材料となります。

これがすべて悪いというわけではありません。

これらを敏感に感じる人もいるのが実情だと思います。

花粉症は自身の体の中のコップがあふれるようになったら、年齢によらず発症するものだと聞いています。

いろんな化学物質も体にいっぱい貯まってきたらどこかしらに異変が出てくるのだと思います。

ではどうすればいいのでしょうか?

ここで自然由来の自然素材なのです。

無垢材の床(杉、ヒノキ、チーク、パイン、赤松、オーク、バーチ、アカシア、アッシュ、ウォールナット、)

いろんな素材があります。特徴として杉材の床は冬でもはだしで歩けるくらい暖かいです。

特に杉材は加工がしやすく壁材とか天井材にもよく使われています。

杉は、木材特有のさわやかな香りと甘い芳香が特徴。森林浴をしているような開放感が感じられ、リラックス効果があります。

他の香りとも調和しやすいため、お部屋に取り入れるには最適です。

また鎮静作用により、安眠効果にも期待でき、さら抗菌や防虫作用がある点も嬉しいポイントです。

経年変化による味、杉は経年変化することで木目が濃くなり、独特の重厚感が出てきます。

これにより和風っぽさやナチュラルさ、ヴィンテージなど、さまざまなインテリア空間の演出に役立ちます。

また生活とともに歴史を刻んでいる様子がわかりやすいため、愛着も湧きやすくなるのも魅力。

ヒノキは抗菌作用が強く白蟻も寄り付かないので土台木材にも使用されています。

家具やフローリングに使用される無垢材の1つであるヒノキは、経年変化により肌触りや木目、色合いが変化します。

特に人の手に触れることの多い部分はツヤが増し、独特の色合いへと変わっていきます。

経年変化したヒノキは、徐々に色艶が増し初めとは印象とは違ったものになります。

そのため経年変化を楽しみながら、ヒノキ家具を生活に取り入れる方も増えています。

生活の歴史がヒノキに刻まれていく過程は、天然素材特有の魅力です。

ヒノキの最大の特徴は、美しいツヤときめ細かい木目。

そのため無垢材の中でも肌触りが特に良く、シルク(絹)に例えられることもあります。

つい無意識に触ってしまいたくなるほどの、ツヤ感はヒノキならではの魅力でしょう。

杉、ヒノキで心配されることの1つが花粉症ですが、木材として使用する分には花粉は発生しないため、基本的には問題ありません。

しかしヒノキに触るだけでもアレルギー症状が出る、過度のアレルギー体質の方は要注意。

家具やインテリアは実際に手で触れることが多いため、ヒノキ自体にアレルギー症状が出る方は、取り入れるのを避けましょう。

チークは木材の中でも高い防水性や強度を誇り、その頑丈さからインテリアとして長期間愛用することが可能なのです。

昔から船舶の甲板用材としてはチーク材が一番よいと言われていて、

現在でも豪華客船やクルーザーにはチーク材が甲板の表面材等として好んで使用されています。

耐久性と強度に優れたチークは特別の評価を得てきたのです。

他の木材であるウォルナット材やマホガニー材と並ぶ、「世界三大銘木」のひとつとして数えられていて、世界から愛されている高級木材でもあります。

チーク材の原産地は、ミャンマーやインドネシアといった東南アジアが主で、原産地の国々では宮殿や寺院などを建てるときに使われていました。

購入したばかりのチーク材は茶褐色ですが、年数が経つにつれて色が濃くなっていき、最終的には落ち着いた金褐色に変化するのです。

経年変化することによって、木材の色ムラが穏やかになり、素材の高級感をより引き立ててくれますよ。

そのため、他の木材よりも色の変化を楽しめる点が、チーク材が支持されている理由の1つでもあります。

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