玄関横に階段を作るメリットとは?注意点も解説します!

階段なんてどこに作っても同じ、と考えている方も多いのではないでしょうか。
実は、階段は設置する場所によって家族間でのコミュニケーションの取れやすさや、プライバシーの守りやすさが変わります。

そこで今回は、玄関横に階段を作るメリットと注意点について解説します。


□玄関横に階段があるメリット

住宅内で階段を設置する場所は、大きく分けて「リビング」「リビング奥」「玄関横」の3つのパターンがあります。

リビングとリビング奥に階段を設置した場合は、2階に上がるときに家族が顔を合わせやすいことが特徴です。

一方で、玄関横に階段を設置した場合には2階の自室と玄関までの動線が短くなることがメリットに挙げられます。
また、2階にリビングやキッチンを設置している家では、買い物の荷物を置くまでの距離を短くできます。

動線の移動距離が短くなることは、一見すると小さいことかも知れませんが、毎日の移動を考えると大きなメリットになります。

また、玄関と階段が近いとコンパクトな間取りにしやすく、居住スペースを広く取れます。

他にも、家族のプライバシーを守りやすいこともメリットと言えます。
お子さんが2階の自室に友達を連れてきた場合にも、リビングを通ることなく2階に行けるため、リビングでリラックスして過ごせます。


□玄関横に階段を作る際の注意点

玄関横に階段を作る際の注意点は以下の2点です。

1.家族の出入りが分かりにくい
2.来客に気づきにくい

まずは、1点目の「家族の出入りが分かりにくい」ことについてです。
お子さんが思春期になったときに、家族に声をかけずに家を出ることがあるかもしれません。
リビングに階段があれば家を出たことに気づけますが、玄関横に階段がある場合にはいつの間にか出かけていた、なんてことになるかもしれません。

家族のプライバシーが守られやすいことはメリットとも言えますが、その分家族間のコミュニケーションが減ることにも繋がりかねません。

続いて、2点目の「来客に気づきにくい」ことについてです。
お子さんの交友関係は親からすると気になることですが、玄関横に階段があると友達の顔を見れずに2階に上がってしまうことがあるかもしれません。


□まとめ

今回は玄関横に階段を設置するメリットと注意点について解説しました。

玄関横に階段があると、2階までの動線が短くなること、家族のプライバシーを守りやすいことがメリットとして挙げられます。

その一方で、リビングから2階に上がるまでが見えないため、家族の出入りが分かりにくかったり、来客に気づきにくかったりすることに注意しましょう。

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