天井の種類は6つ!それぞれのメリットを生かして過ごしやすい家づくりに!

家を建てる時に重要な要素として挙げられるのが、天井です。
天井の高さや種類を工夫することで、その部屋の開放感が違ってきます。

そこで今回は、過ごしやすい家を作るために重要な天井の種類について紹介します。
これから家を建てたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。


□過ごしやすいのはどれくらいの高さ?

住宅における一般的な天井の高さはどのくらいなのでしょうか。

天井の高さとして最も一般的に採用されているのが、2.4メートルの高さです。
特に、建売住宅ではほとんどの家が2.4メートルとなっており、注文住宅においても2.4メートルから2.6メートルとなっています。
また、建築基準法では、居室の天井の高さは2.1メートル以上と定められています。


□天井の種類は6つあります

天井には構造別に様々な種類が存在します。
ここでは、構造別に6種類紹介します。

1つ目は、平天井です。
水平な面の天井を平天井と呼びます。
最も一般的なスタイルで、多くの住宅の居室や寝室の天井に採用されています。

2つ目は、勾配天井です。
屋根の形状に合わせたものが勾配天井です。
屋根に最も近い部分である、最上階の天井に用いられます。
傾斜天井と呼ばれることもあります。

3つ目は、下がり天井です。
天井の一部分に凹みがあり、少し段差になっているものを下がり天井と呼びます。
この凹みがアクセントとなって、室内をより広く見せられるようになります。
特に、マンションの天井でよく採用されます。

4つ目は、折り上げ天井です。
部屋の中心部分に凹みをつけたものが折り上げ天井です。
下がり天井と同様に、部屋の開放感を出せます。
リビングや玄関等で採用されるケースが多いです。

5つ目は、舟底天井です。
天井の中心部分が他の部分より高く、船底の形に似た天井が船底天井です。
下がり天井と同じく、室内を広く見せるために使われます。
また、より開放感を出すために天窓等が設置されることも多くなっています。

6つ目は、掛込み天井です。
勾配天井と平天井を組み合わせた天井のことをいいます。
茶室といった和風の空間で用いられることがほとんどで、和風の雰囲気を演出できます。


□まとめ

今回紹介したように、天井の種類は様々で、それぞれに違った特徴があります。
多くの住宅で採用されているものはもちろん、中には、あまり聞いたことがなかったような種類もあったのではないでしょうか。
それぞれの特徴を理解した上で、自分の理想やイメージにマッチした天井を取り入れてくださいね。

PageTop