住宅ローンを組む際の基本的な考え方や注意点について紹介します!

「住宅ローンを組みたいけどどれくらい借りれば良いのか分からない」
上記の悩みは、住宅ローンを組む際に多くの方がぶつかってしまう壁ですが、どのように乗り越えれば良いのでしょうか。
今回は、住宅ローンを組む際の基本的な考え方や注意点についてご紹介します。


□住宅ローンはどれくらい借りれば良いのか?基本的な考え方を紹介

住宅ローンの話に入る前に、住宅を購入する際は、限度額として、新築の場合は年収の約7倍程度、中古の場合は年収の約5〜6倍程度までにすると良いでしょう。
では、購入費用の中でどれくらいの額を自己資金でまかなって、どれくらいの額を住宅ローンで補えば良いのでしょうか。
自己資金でまかなう額は購入費用の約8〜19パーセントにあたることが一般的です。
また、住宅ローンの借入額に関しては、年収の7倍以内に借入額をおさめておくと良いという考え方があります。

ただ、ここで注意していただきたい点は、年収の7倍という数字はあくまで目安に過ぎないという点です。
また、年収は変動する可能性があるという点も把握しておきましょう。
例えば、年収が500万円あった際に借りる3,500万円と、年収が300万円に下がった際に借りる3,500万円では、同じ3,500万円でも返済における負担が異なります。
そのため、年収と住宅ローンの借入額のバランスは見つつも、年収は変動する可能性があるという点を押さえておきましょう。


□住宅ローンを組む際の注意点について

次に、住宅ローンを組む際の注意点を3つご紹介します。

1つ目は、団信に加入することです。
団信に加入する方が良い場合が多いのですが、その理由は住宅ローンの返済が免除になる可能性があるからです。
例えば、返済期間中に死亡した場合や高度障害になった場合などは、条件次第で住宅ローンの返済が免除になります。

ただ、団信への加入条件も、健康状態や年齢に対して課せられている場合があるため、確認が必要です。
また、団信への加入が任意である場合もありますが、債務が相続されるという危険性がある点を把握しておきましょう。

2つ目は、費用が必要であることです。
「住宅ローンを借りる」という言葉に踊らされて、住宅ローンを借りる際に発生する諸費用の存在を忘れてしまうことがありますが、諸費用は用意しておきましょう。
例えば、事務取扱手数料や保証料、印紙税などがあります。

3つ目は、手続き方法や必要になる書類を確認することです。
住宅ローンの手続きや必要になる書類は、金融機関や商品、住宅の種類によって異なるため、必ず事前に把握しておきましょう。


□まとめ

今回は、住宅ローンを組む際の基本的な考え方や注意点についてご紹介しました。
年収と借入額のバランスを見ることが大切ですが、年収が変動する可能性も考慮しておきましょう。
また、住宅ローンを組む際は、団信への加入の検討や諸費用の用意、手続き方法の確認を心がけましょう。

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