地鎮祭のタイミングとは?どのような流れで進むのかについても解説!

初めて地鎮祭を行う方にとって、地鎮祭の実態は謎めいているかもしれません。
しかし、初めてするからと言って、過度な心配は必要ありません。
今回は、地鎮祭のタイミングやどのような流れで進むのかについてご紹介しますので、内容を把握して安心した状態で地鎮祭を進めましょう。


□地鎮祭のタイミングとは?

そもそも地鎮祭には、工事の安全を願うことや、工事をする土地を守っている神様に土地を使う許可をもらうこと、その土地で暮らす人々が繁栄することを祈るという目的があります。
そのため、地鎮祭が行われるタイミングは、工事が始まる前であることが一般的です。

工事前の日の中でも、建築吉日と呼ばれる縁起の良い日に地鎮祭が行われることが多いです。
ただ、建築吉日にこだわりを持ちすぎてしまうと、なかなか日程を合わせられずに、着工が遅くなってしまう可能性もあるため、そこまで神経質になりすぎないことが大切です。


□地鎮祭はどのように行う?流れについて解説!

次に、具体的な地鎮祭の流れについてご紹介します。
まず、地鎮祭を開催するにあたって、施工会社と神主に相談をすることから始めましょう。
神社への予約に関しては、開催の1か月前までに済ませておくと良いでしょう。

神社の予約ができ、本番当日を迎えるといよいよ地鎮祭が始まりますが、ここからは具体的な地鎮祭の内容を順番通りにご紹介します。
最初に、開式の辞があります。

次に、修祓の儀と呼ばれるお浄めが始まります。
祭壇や土地、参列者を最初にお浄めし、ご神前や工事をする予定である土地、参列者の身を浄めるためのお祓いをします。

3番目に、降神の儀をします。
降神の儀とは、神職が神様を祭壇にお迎えをする儀式を指します。
神様をお迎えする際は、司会者の方の指示に従って、参列者は起立した状態で少し頭を下げて待っておくことが一般的です。

4番目に、献撰(けんせん)と呼ばれる神様へのお供え物を差し上げる儀式をします。
この際にお供え物として選ばれるものは、山や海でとれるものが多いです。

5番目に、祝詞奏上(のりとそうじょう)をします。
祝詞(のりと)とは、工事の安全を祈る言葉を指し、神職が神様に向けて、祝詞を読み上げる時間が祝詞奏上にあたります。

6番目に切麻散米(きりぬささんまい)と呼ばれる儀式をしますが、これは神職が土地の四隅に神酒、コメ、塩をまいて清めるものです。

7番目に、地鎮の儀を、8番目に玉串奉奠(たまぐしほうてん)をします。
これらの儀式は、施工会社や神主によって、進め方が違う場合があるため、事前に確認しておきましょう。

9番目に撤饌の儀(てっせんのぎ)と呼ばれるお供え物を下げる儀式に移ります。

10番目に昇神の儀(しょうじんのぎ)をしますが、この儀式は神様にお帰りいただくという意味を持っており、この際は参列者全員が起立して拝礼をします。

最後に閉式の辞によって、地鎮祭は終了です。


□まとめ

今回は、地鎮祭のタイミングや地鎮祭の具体的な流れについてご紹介しました。
地鎮祭の進め方は施工会社や神主によって、異なる場合があるため、事前に施工会社に相談しておくと安心して地鎮祭を進められるでしょう。
地鎮祭のことでも注文住宅のことでも構いませんので、ご相談等ございましたら、是非お気軽に当社までご相談ください。

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