階段の手すりの選び方とは?手すりの種類とルールを解説します!

階段の手すりは建築基準法で設置することが義務化されているものです。

しかし、義務化されているからとりあえず設置するのでは、住宅の内装をおしゃれにする上でもったいなく感じてしまいます。
手すりのデザインにもこだわりを持って家作りをしましょう。

そこで今回は、階段の手すりの選び方について解説します。
また後半では、建築基準法の手すりに関するルールを紹介します。


□手すりの種類と選び方

手すりを選ぶためには、素材と形状の2つを決めていきましょう。


*手すりの素材

手すりの素材にはいくつかの種類があります。
その素材によって全体の雰囲気や、機能性などが異なります。

木製の手すりは、木ならではの温かみのある雰囲気が特徴です。
また手触りも柔らかく、木の匂いもリラックス効果があります。
北欧風の家を作りたい方や、和モダンな家を作りたい方には、ぜひ検討していただきたい素材です。

他には金属製の手すりもあります。
金属は木製と比べて頑丈で耐久性が高いことが特徴です。
金属の持つクールでスタイリッシュな雰囲気は、モダンな雰囲気の家を作りたい方におすすめです。


*手すりの形状

手すりの形状によって握りやすさや滑りやすさに違いが出ます。
多く使われている円形の手すりは握りやすい形状ではあるものの、滑りやすいデメリットもあります。
他にも、角ばった形状の手すりは握りにくいですが、滑りにくい特徴があります。

握りやすさ以外にも、円形の手すりは柔らかな雰囲気を、角のある手すりはスタイリッシュな雰囲気を持っています。


□階段手すりに関する建築基準法のルール

建築基準法によって、階段手すりに関するルールが取り決められています。
具体的には、階段には手すりを設けなければならない。
そして、高さが1mを超える階段と踊り場の両側には、側壁もしくは側壁に変わるものを設けなくてはいけないというルールがあります。

実際に階段において起こった事故は、2021年の人口動態統計によると1年で13,352件も発生しています。
階段は身近なものではあるものの、とても危険なものですので安全性から見て手すりを取り付けることは必要です。


□まとめ

今回は階段の手すりに関して、その選び方と建築基準法で決められたルールを解説しました。

手すりはその素材と形状によって、柔らかな雰囲気やスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
そのため、住宅の中のひとつのインテリアとしてデザインを決めることで、おしゃれな住宅作りに繋がるでしょう。

PageTop