ガルバリウム外壁ってどんなもの?サイディング外壁とも徹底比較!

シェア率の高い人気な外壁材の1つとして「ガルバリウム」があります。
今回は、そんなガルバリウム外壁についてご紹介します。
ガルバリウムの魅力を知って、家づくりに役立てましょう。

また、ガルバリウム以外に人気のある外壁材として「サイディング」がありますが、良い家づくりのためには、両者の違いについても知っておくことが大切です。
そのため、ガルバリウムとサイディングを比較したメリット・デメリットについてもお伝えしますので、是非参考にしてください。


□ガルバリウム外壁とは

「ガルバリウム」とは、アルミニウム・亜鉛・シリコンの3つの素材を組み合わせて作られる、外壁や屋根に使われる素材の名称です。

ガルバリウムの特徴としては、他の金属建材に比べてサビにくいことと、金属建材としては安価なことが挙げられます。
また、建材の中では重量が軽く、耐震性能に優れている点もメリットです。

一方で、ガルバリウム外壁には、傷がつきやすいデメリットもあります。
また、防音性能にはそれほど優れておらず、外の騒音が室内に響きやすくなるため、その点については注意が必要です。


□ガルバリウムとサイディングを徹底比較!結局どっちがおすすめなの?

ここからは、ガルバリウムとサイディングについて比較していきます。
そもそも、「サイディング」と呼ばれているものは「窯業系サイディング」のことで、「ガルバリウム」は金属系サイディングの一種である「ガルバリウム鋼板」のことを指しています。

サイディングのメリットは、安価でデザイン性が高く、耐火性に優れていることです。
一方で、防水性が低く、熱がこもりやすい点はデメリットとして挙げられます。

これらを踏まえたうえで、ガルバリウムとサイディングについて「施工価格」と「メンテナンス時期」の観点から比較してみましょう。

まず、「施工価格」についてですが、1平方メートルあたりガルバリウムは4000〜6000円、サイディングは4000〜9000円が費用相場となっています。

続いて、「メンテナンス時期」については、ガルバリウム外壁では10〜15年、サイディングでは7~10年がメンテナンスを行う時期の目安です。
サイディングは、防水性能があまり優れていないので、ガルバリウムよりも定期的にメンテナンスをする必要があります。

このように、ガルバリウムとサイディングはともにメリットとデメリットを持ち合わせているので、それらを考慮したうえでどちらを使用するか決めることが大切です。


*ガルバリウムがおすすめの人

ガルバリウムは、外壁工事を安く済ませたい方におすすめです。
また、建物自体を軽くして、耐震性を高めたい方にも向いています。
一方で、防音性が低いため、外の喧騒が気になる場所ではおすすめできません。


*サイディングがおすすめの人

サイディングの魅力は、デザイン性の高さにあるので、外壁のデザインをこだわりたい方におすすめです。
ただし、室内に熱がこもりやすいので、気温の高い地域にはあまり向いていないでしょう。


□まとめ

ガルバリウム外壁とは、アルミニウム・亜鉛・シリコンからなる建材で、金属外壁の中ではサビにくく、価格も比較的安い特徴があります。
また、同じく人気のある外壁材としてサイディングがありますが、両者を比較するとそれぞれ一長一短を持っています。
そのため、ガルバリウムとサイディングそれぞれのメリット・デメリットを考慮して、理想の住宅にマッチする方を使用するようにしましょう。

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