家を建てるのに必要なお金はどれくらい⁉費用を抑えるポイントもお伝えします!

マイホームの購入は人生最大の買い物だからこそ、絶対に失敗だけは避けたいですよね。
そのためには、家を建てるのに必要なお金がどれくらいかを把握しておくことが大切です。

今回は、新築で住宅を建てるのに必要な費用と、費用を抑える方法についてお伝えします。
理想の住宅を実現できるように、どれくらいのお金が必要になるのかしっかり押さえておきましょう。


□家を建てるのに必要なお金はいくら?費用の内訳もご紹介!

家を建てるのにかかる費用は、大きく次の3つに区別されます。


*土地取得費

新築で住宅を建てるためには、すでに土地を持っている場合を除いて、土地を購入する必要があります。
土地を取得するためには、「土地代」「不動産売買契約の印紙代」「仲介手数料」これら3つの費用が必要です。

土地取得にかかる費用の相場は、どの地域に家を建てるかによっても異なるので、具体的な金額については以下の目安を参考にしてください。

・全国 :1,445万円
・首都圏:2,221万円
・関西圏:1,693万円
・東海圏:1,274万円
・その他:912万円


*建築費用

家を建てるためにはもちろん、建物の建築に費用がかかります。
建築費用の相場は、住宅の種類が「注文住宅」か「建売住宅」かによって異なり、注文住宅は約4,257万円、建売住宅は約3,494万円です。

建築費用の内訳は、主に「本体工事費」「別途工事費」「その他の費用」の3つに分けられ、それぞれ建築費総額のうち、およそ75%・25%・5%程の割合を占めています。


*諸費用

土地取得費・建築費用以外にも、不動産購入には手数料や税金などの費用がかかります。
主な諸費用の内訳と金額については、以下を参考にしてください。

・住宅ローン関係費:不動産価格の3~5%程
・登録免許税:固定資産税評価額の0.4~2%
・仲介手数料:不動産の価格の3%+6万円
・不動産取得税:固定資産税評価額の約3%
・固定資産税:固定資産税評価額の約1.4%
・都市計画税:固定資産税評価額の0.3%


□新築の費用を抑える4つのポイント

1.ほしい機能や設備に優先順位をつける
注文住宅を建てる際、欲しいものを何でもかんでも詰め込んでしまうと、費用も莫大になってしまいます。
そのため、ご自身のライフスタイルを見直して、「絶対にゆずれないもの」「できればほしいもの」の順に分けていきましょう。

2.延床面積を抑える
新築で家を建てるにあたって、基本的には「本体工事費=坪単価×延床面積」で費用を計算できます。
延床面積とは、建物各階の合計床面積のことで、本体工事費を安く済ませるためには、延床面積をできる限り抑える工夫が必要です。

3.建物の形状をシンプルにする
建物の形状が複雑になるほど、その分の壁材や床材が必要になるので、建築にかかる費用も高くなります。
そのため、1階と2階の形状が同じ「総2階建て」の住宅にすることで、費用を抑えられるので覚えておきましょう。

4.水回りを1箇所にまとめる
1階と2階にトイレを設置したり、浴室とキッチンの距離が離れていたりすると、給排水設備が複雑になり費用が高くなってしまいます。
そのため、水回りの設備をできるだけ1箇所にまとめて、排水管の工事にかかる費用を節約しましょう。


□まとめ

家を建てるのに必要なお金には、主に「土地取得費」「建築費用」「その他の費用」の3つがあります。
具体的な金額は建てる住宅の大きさや、お住まいになる地域によって異なりますが、かなりの金額が必要になることは変わりありません。
そのため、お伝えした費用を抑えるポイントも参考にしながら、理想の住宅を叶えてください。

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