暮らしが変わる!場所別に合う階段の種類をご紹介

住宅の間取りがある程度決まってきたものの、階段をどのように決めたら良いのかわからないと感じる方が多いのではないでしょうか。
階段は生活動線が集中し、住まいの安全性を左右するため、住宅の重要な部分です。
そこで今回は、階段の種類や選び方のポイントをご紹介します。


□階段にはどのような種類がある?

階段の種類は主に5つあり、それぞれ特徴があります。

1つ目は、直階段です。
曲がり角がなく、一直線で上階と下階をつないでいる、日本の家屋で一般的な階段です。
狭い場所でも取り付けられ、価格が安いのが特徴です。
しかし、足を踏み外すと1番下まで落ちてしまう可能性があるため注意しましょう。

2つ目は、かね折れ階段です。
階段の途中でL字型に曲がっている階段のことで、踊り場を設けられるため、1番下まで転落する危険性が軽減できます。
また、スペースの節約もできます。

3つ目は、折り返し階段です。
この階段はコの字やU字に折り返していて、踊り場があります。
段数が増えて勾配が緩やかなため、安全性が高い階段です。

4つ目は、螺旋階段です。
インテリア性が高いため、部屋の中心に設置して魅せる階段として利用するのがおすすめです。
一方で、ステップが三角形で踏み外しやすいため、注意しましょう。

5つ目は、カーブ(サーキュラー)階段です。
円弧を描きながら昇降する階段で、洋風の住宅に多くみられます。
階段にシャンデリアを吊るしたり、玄関ホールを吹き抜けにしたりするなど、おしゃれに魅せる工夫ができます。
しかし、費用が比較的高く、広いスペースが必要なため、ご自身の住宅に合うかどうか事前に検討するようにしましょう。


□住宅に設ける階段の種類を選ぼう!ポイントを紹介

まず、階段の設置場所について考えましょう。
玄関近くに階段を設ける方法や、帰宅した家族とコミュニケーションが取れるようにリビングの真ん中に設置する方法があります。

次に、全体的な間取りが決まったら、階段の作りを決めましょう。
階段を利用する人の安全面を考慮したい場合は、滑り止めを設けることがおすすめです。
また、物の量に応じて階段下の収納を決めましょう。
しかし、階段下は埃が溜まりやすいため、衣類の収納は控えましょう。

最後に、実用性や安全性に考慮して設計しましょう。
おしゃれなデザインの階段も魅力的ですが、小さい子供や家族の老後を考えて、安全で実用的な階段選びをおすすめします。


□まとめ

階段の種類は様々あり、それぞれ異なる特徴やメリットがあります。
新居でのご自身の生活スタイルを具体的に想像し、快適な暮らしを実現するための階段選びをしましょう。
当社のホームページでは、家づくりの際に知っておきたい様々な情報を掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

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